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快挙や!虎D6・岩崎、初星で猛爆15点呼んだ「緊張した」

2回、力投する阪神先発の岩崎=京セラドーム大阪(撮影・山田喜貴)

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 どんな苦境でもポーカーフェースを崩さない。それは、チームの窮地でもそう。今季の虎は開幕カードでぶつかった巨人相手に3試合で計27失点。開幕投手を務めた能見が10点を失い、前夜も中日に10点を奪われていた。並の新人なら、怖じけるはずだが、岩崎には耐え抜き、黙々とやり通す強い心がある。2歳からカラーバットで遊んでいた根っからの野球少年が幼稚園年長のときだ。

 「歯が痛い…」

 母・恭子さん(50)が歯科医院に連れて行くと、医者が驚いた。

 「よくここまで我慢しましたね。このまま放っておいたらほっぺたに穴が空いてしまいますよ」

 強じんな精神力のルーツは幼少期にあった。大学の進路相談のときもそうだった。国士舘大3年時、秋季リーグ終わりに永田昌弘監督(56)と面談。内定が決まっていた社会人野球の選択肢もあったが「プロ野球を目指して頑張りたいです」と言い切った。

 永田監督の「プロ1本でいいのか?」という問いかけにも、「はい」と力強く自己主張。約30分続いた堂々巡り。それでも己を信じた道を突き進んだ。強い信念のもと、プロの門をたたいた。

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