2014.4.2 09:19

オリ頼れるヘルマン、MVP美馬撃つ 楽天連勝ストップ

オリ頼れるヘルマン、MVP美馬撃つ 楽天連勝ストップ

 (パ・リーグ、楽天2-4オリックス、1回戦、オリックス1勝、1日、コボスタ宮城)今季オリックスに新加入したヘルマンが、2安打2打点の活躍で、楽天の開幕連勝を3でストップ。昨季は7勝16敗1分と大きく負け越した天敵に、さっそく土をつけた。

 「(打順は)何番になっても、やることは変わらない。チャンスを作り、チャンスならば返すこと。自分の役割を果たそうと思った」

 1番から3番に打順が変わり、クリーンアップとして見事に働いた。0-2で迎えた三回。1点を返し、なお一死一、三塁。「(美馬は)何球かミステークがあって、それを打ち返せたのがよかった」。1ストライクからの2球目、高め140キロ直球を中前に弾き返す同点打。さらに3-2で迎えた五回には、適時二塁打を放って美馬をKOと、仕事人の働きが快勝劇を呼びこんだ。

 昨季までの不動の4番・李大浩(イ・デホ)がソフトバンクに移籍。新助っ人として森脇監督が獲得を熱望したのがヘルマンだった。大砲とはタイプは違うが、昨季40盗塁を記録するなど、走攻守そろった男は森脇野球にピタリの人材だ。昨季84盗塁から「試合数と同じ数(144)」へ大幅増を目指す中で、春季キャンプで指揮官はヘルマンに“先生役”を指示。ナインに走塁の技術を伝えるように託すなど、絶対的な信頼を寄せている。

 ただ、楽天を止める大きな1勝にも森脇監督は「相手がどんな形で来たとしても、うちとしてはしぶとく戦っていくこと」と平常心を強調した。きょう2日の相手先発はD1位・松井裕樹投手(桐光学園高)だが「楽天以上に、うちの選手は躍動してくれると思いますよ」と笑顔。新助っ人とともに生まれ変わったオリックスに、もう“イヌワシアレルギー”はない。(大石豊佳)

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(紙面から)