2014.3.28 05:04(2/3ページ)

4番ゴメスに命運かけた!虎将「OP戦の時から決めていた」

ゴメスは東京ドームでの打撃練習でサク越えを連発。開幕直前に調子を上げてきた

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 和田桜の開花するときがきた。決戦前夜、敵地を踏んだ指揮官は「落ち着いている」と冷静だった。腹は据わった。やるしかない。『4番・ゴメス』で勝つしかない。

 午後4時からの練習を控えた午前中に、東京・千代田区内の神田明神で必勝祈願を行った。2012年ドラフトで4球団が競合した藤浪を引き当てる前にも参拝するなど、上京の際の恒例行事だ。その後、そば店でげん担ぎのカツ丼をほおばりながら、虎将は4番構想を明かした。

 「迷いはなかった。状態も上がっている」

 信念を貫く-。それが和田監督の答えだった。

 2度の来日遅れに加え、右ひざの痛みを訴え、実戦調整が大幅に遅れた。1軍での実戦デビューは今月18日の練習試合・ヤクルト戦(神宮)までずれ込み、実戦8試合で打率・231、0発、6三振で“扇風機”と化していた。

 虎党を青ざめさせてきた新助っ人だったが、和田監督にブレはなかった。24日に東京都内に行われたファンミーティングの際には「すべて構想どおりとは限らない」と“4番白紙”を匂わせたが、この日になって「オープン戦の時から決めていた」と心の内を明かした。振り返れば、昨季3Aで29本塁打を放ったパワーにほれ込み、指揮官自ら球団に獲得を訴えかけた人材だ。

 「オープン戦も4試合しか出ていないが、ファームで試合にも出た。打席に立ちながら、状態は上向いている」

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