2014.1.29 05:02(3/3ページ)

若トラ相手に“真剣勝負”!掛布DC、春季Cで打撃投手やる!!

安芸キャンプでの登板に向けてキャッチボールをする掛布DC(撮影・中川春佳)

安芸キャンプでの登板に向けてキャッチボールをする掛布DC(撮影・中川春佳)【拡大】

 「自分の状態を聞いたことがある。『きょうはバットが見える』とか『バットが長く見える』とか。だから、僕の状態は打撃投手が一番わかってましたよ。僕も打撃投手をやってみて、気づくこともあると思う」

 ユニホームを脱いで野球評論家として球場を訪れても選手を観察するポジションは打撃ケージの裏だけではなく、「僕はセンター方向から打撃を見ることがよくある」と語った。

 ちぎっては投げ、ちぎっては投げる。掛布DCの汗がマウンドに飛び散る。息を切らしつつ、若虎や安芸スタートとなったベテランの打撃スイングをチェック。新たに指導するときの材料とするのだ。

 掛布DCが、阪神に加わり、間違いなく、選手の表情が変わった。明るく、前向きに野球に取り組むようになった。

 「北條ごときとか、赤子をひねるようなもんだよ(笑)」

 掛布DCのこんなひと言も若手を和ませる。ミスタータイガースvs若虎の“真剣勝負”。「カケフの○球」。安芸に新たな伝説が誕生する。 (阿部 祐亮)

★掛布DCのキャンプスケジュール

 2月1日は安芸でキャンプイン。10日前後に沖縄入りし、宜野座キャンプを1週間ほど視察。巨人の沖縄キャンプを見学する予定も。その後、再び安芸入りし、若手の指導にあたる。

掛布DCの昨秋のキャンプVTR

 11月2日のキャンプ2日目に合流。伊藤隼、新井良らを密着指導。6日には特打で43発のサク越えを披露した森田を絶賛。サク越え18発の今成には「小カケフ」と命名した。打ち上げ前日の19日には人生初のノックを行い、三塁に挑戦中の今成に「ヘイッ、ミスター」と叫ばれる一幕も。宿舎では連日、夜間練習を行い、伊藤隼ら若手を尽きっきりで指導した。

掛布DCの最近のVTR

 ★1月21日 安芸キャンプ中に掛布DCによる講演会を計画していることが判明。同氏の体験談、野球観を若手に伝える。
 ★22日 昨秋のキャンプ宿舎で行った畳の上での打撃指導を2月のキャンプでも行う可能性も。宿泊するホテルの関係者は畳の準備を進めていることを明かした。
 ★23日 生え抜き18年目の関本に対し、「初めて一緒にやるわけですし、彼も、もうひと花、頑張りたいという気持ちがある」とベテラン再生にも意欲をみせた。

(紙面から)