2014.1.1 04:03(3/7ページ)

【徹也の部屋】今年こそV!虎将、新年の決意表明「腹くくれる」

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かるた取りで2014年を占う和田監督(左)と植村特別記者(右)(取材協力・ホテル竹園芦屋)

かるた取りで2014年を占う和田監督(左)と植村特別記者(右)(取材協力・ホテル竹園芦屋)【拡大】

 和田 1年目だからこそ荒々しさを出してほしいという考え方はよくわかります。だけど、その変化も、彼の修正能力の高さがあってこそなんです。少しバランスが崩れたりしたら、ゲームの中でも修正していきますし、セットに関しては彼の頭の中で「この方が勝てる」と踏んだからこそでしょう。藤浪はよく言うんです。「すごい投手じゃなくて、勝てる投手になりたい」と。ドラフトで入団が決まった時から、そう言っていました。

 植村 監督の立場からしたら、本人の意志でやらせるということですか。

 和田 昨年は、とにかく今までやってきたことをやらせようとしました。高校時代も、ああやっていたと思います。ワインドアップでバランスや制球が乱れるときには、セットにしたり。そういう工夫が出来る子なんでね。我々の世界は、結果が悪いとそう言われてしまう。あれで12、13勝まで積み上げたら、さすがだな、となりますから。

 植村 昨年の秋季キャンプからは、インステップを矯正しているんですね(注4)。

 和田 インステップは彼の持ち味ですが、疲れが出てくると、どんどんインステップが激しくなってしまっていた。打者でもインパクトに力が伝わらないと思うと、どんどん肩を入れて打ちたがる。投手も球がいかないと思うと、どんどん肩を入れる。そこを、一定させようという意図です。中西投手コーチも、完全にスクエア(踏み出す左足を打者に対して真っすぐに出す)にしようということではまったくないんです。

 植村 春のキャンプが2月から始まりますが、そのあたりは心配していないんですか。

 和田 藤浪に関しては、全く心配はないですね。昨年は球数を制限してイニングも抑えて、なんとか1年もたそうという計画でやりました。この制約をなくした時に、どれだけやってくれるか楽しみですね。

 植村 いわゆるリミッターの解除ですね。

 和田 2年目のジンクスとかを心配されていると思うが、彼はこんなもんじゃないですよ。

 植村 もう1つ言えるのは、藤浪が先発の柱となった時には、当然相手もエース級になってきますよね。

 和田 それは、ありますね。

 植村 ちょこざいな…とねじ伏せてほしいですな(笑)。でも、藤浪や松田であったり若い子が出てくると、ファームの選手が「俺も負けてられん!」となりますね。

 和田 そのあたりの相乗効果は、確かにありますね。

 植村 じゃあ、今年は藤浪が開幕投手ですね。

 和田 ハハハ(笑)

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