2013.12.20 05:03

阪神・上本、外野も挑戦や!死に物狂いでレギュラー確保へ

福祉施設を鶴(中)とともに訪れた上本(左)。選手会長として来季は出場機会にこだわる

福祉施設を鶴(中)とともに訪れた上本(左)。選手会長として来季は出場機会にこだわる【拡大】

 阪神・上本博紀内野手(27)が19日、大阪・富田林市の社会福祉法人「四天王寺和らぎ苑」を訪れ、入所者とミニゲームや質問コーナーなどで交流を深めた。来季にむけ、本来のポジションの二塁にとどまらず、「どこでも出場したい」と外野挑戦の意欲も表明。第15代選手会長として、グラウンド上でチームを支える決意を示した。

 プレーヤーとして、甲子園で輝きたい。死に物狂いでレギュラーに食らいつく。阪神の第15代選手会長・上本は決意をにじませた。

 「出場できるなら、どこでも出場したい、という気持ちです」

 言葉の意味は「外野」挑戦だ。広陵高-早大時代から定位置だった「二塁」のポジションには、ベストナインを獲得した西岡が立ちはだかる。勝負を避けるわけではないが、こだわりは胸にしまった。関本から選手会長のバトンを譲り受けた来季、虎の顔として出場機会の確保を最優先する。

 「選手会長になって、チームのことは先輩たちに助けてもらいながら、やります。まずは自分のことを一番に考えていきたいです」

 訪れた福祉施設での質問コーナーでは、尊敬する選手に1つ年下のチームメート、大和の名を挙げた。「内野」から「外野」に転向して、レギュラー奪取に成功した後輩を「ありえないようなボールをキャッチする。見ていて、鳥肌が立ちます」と称えた。

 外野にはその大和や、マートン、福留、伊藤隼らがひしめく。上本にとって経験のない外野守備だが、臆せず挑む覚悟だ。今オフはあえて単独で自主トレすることを選んだ。集中力を高めて、来年2月の沖縄・宜野座キャンプへ。「キャンプの初日からMAXで動けるようにしたい」。27歳の若き選手会長は、甲子園の土の上でチームをけん引する。 (柏村 翔)

(紙面から)