難波の地に野村さんを帰らせてあげたい 江本氏らが発表会見

 
「おかえり!ノムさん」プロジェクト記者会見、発起人の江本孟紀氏=なんばパークス・パークスホール(撮影・榎本雅弘)

 ことし2月に84歳で他界した野村克也さんの遺品などが大阪・難波のなんばパークスにある「南海ホークスメモリアルギャラリー」に展示されることが4日、同パークス内で正式発表された。

 発表記者会見には、発起人の江本孟紀氏(サンケイスポーツ専属評論家)、産経新聞社上席執行役員サンケイスポーツ・吉川達郎代表、南海電気鉄道・和田真治執行役員まちづくり創造室長が出席。

 あいさつに立った江本氏は「野村さんは、今は世間的に名将ですが、私個人にとっては王、長嶋と並ぶスーパースター。その野村さんは一番輝いたのは南海時代。ところが、ご厚意で作っていただいた南海の歴史館に、野村の『の』の字もない。これはおかしいんじゃないか。何とか、大阪・難波の地に野村さんを帰らせてあげたい。そういう思いから、今回、このプロジェクトを実現させていくことになりました」と経緯を説明。

 野村さんの長男でもある楽天・野村克則作戦コーチからも「南海ホークス。大阪球場があったからこそ、父は名捕手、名将となりました。南海ホークスメモリアルギャラリーがリニューアルされるにあたり、父の功績が大阪球場の跡地に刻まれるということを大変うれしく思います」とメッセージが寄せられた。

 三冠王(1965年)を獲得した南海ホークス史上最高の打者で、兼任監督としてリーグ優勝(1973年)を果たしながら、同ギャラリーに野村さんに関する資料、写真などが一切ない時代が続いてきた。長い空白にようやくピリオドが打たれ、ノムさんが大阪球場の跡地に、“帰ってくる”ことになった。

 また、ギャラリーリニューアル費用は、クラウドファンディングで募ることも、あわせて発表された。11日からクラウドファンディング用ホームページCAMPFIRE(キャンプファイヤー) https://camp-fire.jp/などで募る。問い合わせ先は「おかえり!ノムさん 大阪球場(なんばパークス)に。実行委員会事務局」電話番号06・6191・6109(平日10時~17時)。メールアドレスはokaeri.nomusan@gmail.com。