ヤクルト・石川、G斬り30勝で170勝!「俺に負けてたら駄目」

 
石川はファンの声援に帽子を取って応えた (撮影・長尾みなみ)

 (セ・リーグ、ヤクルト5-2巨人、21回戦、巨人12勝9敗、6日、神宮)ホームベースの横幅、奥行きを目いっぱい使った。ヤクルト・石川雅規投手(39)が6回7安打1失点。7勝目(5敗)を挙げた。

 「神宮で勝つことができてよかった。(捕手の)松本(直)がいいリードをしてくれた」

 要所を締めた。四回に1点差に迫られた後、1死満塁から小林を三ゴロ併殺打に。六回のピンチも増田大も二ゴロ併殺打に仕留めた。巨人戦で積み重ねた30勝は、球団では金田正一、松岡弘に次ぐ3人目。「一つ一つ重ねて、200勝に近づいていきたい」と通算勝利数は170に到達した。

 来年1月22日に40歳を迎える左腕がチームトップの白星。シーズンオフの自主トレでは徹底的にトレーニングし、限界まで追い込む。春季キャンプ中の投手陣のランニングで、先頭に立つのはいつも石川。理由がある。

 「年齢が上がってきて、ランニングを頑張ると目立つでしょ。ある意味、それも(後輩に)プレッシャーをかけているつもりなんです。『もっとやれよ』『俺に負けてたら駄目じゃん』って」と背中で示してきた。

 この日は長男・大耀(だいや)君(14)がスタンドから、夫人の聡子さんと次男・栄寿(えいす)君(10)は自宅から声援を送った。「家族の支えが一番です」と石川。一家の大黒柱として、これからも腕を振り続ける。 (横山尚杜)

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