阪神・矢野監督キッパリ!福留も糸井も来季レギュラー白紙

 
福留、糸井も例外じゃない! 矢野監督はスタメン全員白紙を明かした

 矢野虎に“例外”なし! 阪神・矢野燿大監督(49)が19日、来季のスタメンについて完全白紙を明言した。福留孝介外野手(41)、糸井嘉男外野手(37)の実績十分のベテランコンビにすら当確ランプを灯さない徹底ぶり。競争を煽って、煽って、開幕直前まで競わせて、決める。自分で奪い獲ってみろ!! 新監督の熱きメッセージだ。

 すっかりお馴染みになった“逆質問”で、矢野監督が報道陣に問いかけてきた。

 「来年のスタメン予想してよ! 誰が当たるか。俺も分からない」

 あくまで白紙、あくまで横一線での競争からレギュラーを争う。常識的には実績十分の福留、糸井は“身分保障”されそうなものだが、新監督はその特権すら、やんわりと否定した。

 「実績と結果は認めるし。尊重するから一番(スタメンに)近いところにはいる。でも、理想は競争の形がチームにとっても、ベテランにとっても刺激になる。今は決めない方がいいなと」

 シーズン終盤は左肩腱板の部分損傷で離脱した糸井に関しては「大丈夫じゃないの。鉄人だよ」と強調も、それでもレギュラーをハイどうぞ、というつもりはない。

 外野は中谷、高山、江越、島田…。そこにドラフト1位・近本光司外野手(大阪ガス)が、どこまで割って入れるか。両雄に対し、挑戦者の突き上げを期待している指揮官だが、さらに楽しみにしている争いも明かした。内野だ。

 二塁は2年目の今季全試合出場の糸原と、FA宣言せず残留した上本が激突する。遊撃は左肩亜脱臼から復活を目指す北條を筆頭に、熊谷や植田。遊撃での復権を希望したベテラン鳥谷の存在も忘れてはいけない。三塁は大山が本命だが…。

 「面白いやろ、その(内野の)争いはな。三塁も陽川(右肘クリーニング手術)は来年のキャンプくらいには戻ってくる予定やから。鳥谷も(遊撃をやると)自分でプレッシャーをかけて、それに挑戦しながらオフを過ごすから」

 前日18日に高知・安芸での秋季キャンプを打ち上げ、帰阪。オフとなるが、競争はもう始まっている。将は誰にもアドバンテージは与えない。どのポジションも“空けて”待つ。チャンスは全員、平等。それが矢野方式。例外は、ない。

★開幕投手も競争

 矢野監督は投手部門も何一つ、決定していないという。「ランディ(メッセンジャー)がもちろん(開幕投手の)有力やけど、正直、分からないし」。守護神復帰を宣言した藤川についても「ああやって発言することによって、自分にプレッシャーをかけているワケやから。球児らしいなと思う」と言いつつ、確約はしない。前日18日には望月、才木、浜地の若手トリオを秋季キャンプMVPに選び、「投手王国の素材はそろってきている」と話したが、さらに競争をあおっていく。

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