タイミングをコンパクトに…阪神・大山絶好調

八木裕 神眼スコープ
4回、本塁打を放つ阪神・大山=甲子園球場(撮影・松永渉平)

 (セ・リーグ、阪神6-7中日、19回戦、中日11勝8敗、11日、甲子園)痛い1敗ではあるが、クローザーが打たれての負けなので、割り切るしかない。そんな中で大山の2本塁打、さらには打席内容は、この先の戦いで十分に期待できる。広島戦あたりから、明らかに状態は上がってきていた。昨年後半、さらには4番を任されたクライマックスシリーズの絶好調時に戻ったといってもいい。

 具体的には、タイミングを大きく取らなくなっている。足のあげ方、体重のかけ方など、打席での動きをコンパクトにしていることが功を奏しているように感じた。2本塁打は文句なしの打球。さらには1本目の本塁打を打った直後のセーフティーバントも、心の余裕が出てきた証拠。九回の最終打席(左飛)も内容は悪くなかった。

 福留の状態が分からず、陽川の調子もあまりいいとは言えないのが現状。一方で大山の打撃は明らかに上向き。クリーンアップを任せられる力は十分に取り戻している。最近は打線を固定して戦ってきた阪神だが、思い切って変更しやすくなったのは事実だろう。 (サンケイスポ専属評論家)

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