大谷、11日に右肘手術か決断へ 手術の場合投手復帰まで1年以上

 
大谷は八回、右中間にはじき返し、二塁へ果敢なスライディングをみせた (共同)

 ホワイトソックス0-1エンゼルス(9日、シカゴ)米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(24)はホワイトソックス戦に「4番・DH」で出場。八回に二塁打を放ち、3打数1安打で7試合連続安打とした。チームは1-0で勝ち、4連勝。10日(同11日)に本拠地・アナハイムに戻り、損傷した右肘の靱帯(じんたい)を手術するかどうか、今後の方針をビリー・エプラー・ゼネラルマネジャー(GM、42)ら球団幹部と話し合う。

 1-0の八回一死。2ストライクと追い込まれながら、大谷は外角低めのツーシームを巧みなバットコントロールで右中間に運んだ。フェンスの手前で右翼手が捕球したが、迷わず二塁へ。アグレッシブに滑り込んだ。

 「足は問題なかった。二塁打にしたのも、とてもよく走れていた」

 マイク・ソーシア監督(59)は走力を評価。前日8日(同9日)に本塁への走塁で相手投手と接触し、右太ももを打撲していたが、その不安を感じさせない激走をみせた。

 7試合連続安打で5試合連続で長打をマーク。今季17本目の二塁打だ。次打者の打席では三盗を仕掛けた。今季9個目の盗塁成功、と思いきやリプレー検証で判定がセーフからアウトに覆った。それでも今季残り19試合、打者出場でフル回転すれば、1900年以降の近代野球で投手としての最多盗塁とされる1901年のジミー・キャラハン(当時ホワイトソックス)の10盗塁を超えることは確実だ。

 10日(同11日)からはアナハイムでレンジャーズとの3連戦。その試合前にエプラーGMらと面談し、投手復帰まで1年以上を要する靱帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)に踏み切るか、保存療法を続けるかの決断を下すとみられている。

 「このままシーズンをしっかり最後まで自分らしくプレーしたい」と語っていた大谷。メジャー1年目、残り試合は“一刀流”で臨む。(共同ほか)

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