燕封じといったらメルセデス!CS争い白熱1差の巨人Vsヤクルト、11日から3連戦

 
前日調整で汗を流したメルセデス。“燕キラー”ぶりを発揮する (撮影・加藤圭祐)

 セ・リーグ3位の巨人は10日、11日からの2位・ヤクルトとの3連戦(東京ドーム)より始まる勝負の7連戦へ向け、一部の投手が川崎市のジャイアンツ球場で練習した。11日には必勝を期して、今季の対ヤクルトで13イニング無失点の“燕キラー”、クリストファー・クリソストモ・メルセデス投手(24)が先発する。一方、ヤクルトは7日のDeNA戦(横浜)で背中の張りを訴え、離脱中の青木宣親外野手(36)が、戦列復帰する可能性が高まった。

 瞳の奥は燃えていた。メルセデスは最終順位を占う7連戦の初戦を任され、身震いした。

 「いい調整ができている。シーズン序盤も、今も同じ。1軍で投げるのは気分が高まる」

 この日が休養日の菅野を除く5人の先発左腕で汗を流した。メルセデスはキャッチボールや打撃用マシン相手のバントなど、約1時間の軽めの調整で引き揚げ、集中を高めた。

 好相性を自信に、燕打線を斬る。7月8日に支配下登録され、同10日のヤクルト戦(神宮)で5回無失点で初登板白星を飾った。同26日の同カード(京セラ)でも8回無失点と好投し、計13回を投げ、得点を許していない。リーグトップのチーム打率・269を誇る強力打線封じへ「(ヤクルトは)とてもいい打線。低めにボールを集めたい」と、意気込んだ。

 前回8月31日の中日戦(ナゴヤドーム)で8回2失点で5勝目を挙げ、出場選手登録を外れた。10日間、心身ともにリフレッシュし、11日に先陣を切る。12日以降は吉川光、田口、内海、菅野、今村と続く先発ローテーションが予想され、7連戦を締めくくる17日の中日戦は、中5日で再びメルセデスの先発が見込まれる。7連戦の軸として期待がかかる。

 チームの今季残り試合は「17」。最終順位を大きく占う7連戦で、育成出身のドミニカンがチームを救う。 (谷川直之)

1軍の先発投手陣に合流し、13日のヤクルト戦の先発が予想される巨人・田口「状態が良くても、結果で一番評価される。状態が悪くても修正して、結果を出せるようにしたい」

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