楽天ラッツ元選手は答弁せず結審 契約交渉巡るトラブル

 

 プロ野球楽天を運営する楽天野球団(仙台市)が、2014年に所属したザッカリー・ラッツ元選手(32)=米国出身、自由契約=との契約交渉を巡るトラブルで、元選手への賠償責任がないことの確認を求めた訴訟の第1回口頭弁論が5日、仙台地裁(中島基至裁判長)であった。元選手は答弁書を提出せず、結審した。判決は26日。

 元選手が球団に損害賠償を求める訴訟を米連邦地裁に起こしたことへの対抗措置として、球団が提訴していた。

 ラッツ元選手は14年6月に入団したが、右手指骨折の故障などで15試合の出場にとどまった。訴えによると、元選手側は15年のシーズンに向けた契約交渉で「治療を理由に、球団の許可なく米国に帰国できる」などの特別規定を要求。球団はけがの回復が不十分と判断して15年の契約を結ばず、元選手は退団した。

 米国の訴訟で元選手側は「楽天が交渉期間中に保留者名簿から除外しなかったため、他球団と交渉できなかった」などと主張している。

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