せめてCSは1位に「補強選手」認めよ

なるべく週刊エモト

 セ・リーグは、2位以下が借金を背負う状態に逆戻り。サンケイスポーツ専属評論家の江本孟紀氏(71)は業を煮やして、クライマックスシリーズ(CS)について新提言。「1位チームを軽んじないために」と、ひねり出した案は「補強選手」-。(構成=内井義隆)

 --2位のヤクルトが首位・広島に3連敗して借金1。セは“もぐらたたきゲーム”のようです

 「ほんまやね。ちょっと浮上すると、ことごとく広島にたたかれる。俺が警鐘を鳴らし続けてきた状態が、現実のものになりつつあるな」

 --貯金のないチームはCS辞退を、ですね

 「借金を背負ってCSにのこのこ出てくるのは、1位チームに失礼きわまりないだろう。そこは大前提だ。さらに、CSは『1位vs2位』だけにする」

 --3位はカット…

 「その上で、1位にはもっと敬意を払う。アドバンテージ(1勝)はそのまま残して、1位チームに(他チームからの)補強選手を認める。社会人の都市対抗にならって、ね」

 --補強、ですか

 「2位が貯金5以下なら、1位に『投手2人、野手1人』.2位が貯金6-10なら、1位に『投手1人、野手1人』。それくらい、2位に厳しいハードルを設けないと、割に合わない」

 --なるほど

 「今の制度は、あまりにも1位を軽んじている。2位や3位が、やすやすと日本シリーズに出場できるようでは、ペナントレースの意味がない。143試合の長丁場を軽んじているのと同じだよ」

 --確かに

 「以前にも言ったけど、セとパの交流戦もあるし、米国と違って12球団しかないんだから、もう1リーグ制にしてもいいくらいだ。で、プレーオフは3位まで。もちろん、そこでも厳しいハードルを設ける」

 --1リーグ…

 「まあ要するに、現行制度には納得いかない点が多すぎる、ということよ」

 --わかります

 「1リーグ制はできません、CSは来年以降も続けます…というなら、せめて何かを変えないといかん。俺だけがしつこく言っているようだけど、みんなで真剣に考える時期だぞ」

Read more