阪神の若手捕手陣が球宴休みに道具に磨き、リフレッシュして後半戦に

球界ここだけの話(1339)
練習後、夏空の下に捕手のプロテクターなどの用具が干されていた=兵庫県西宮市の鳴尾浜球場(撮影・山田喜貴)

 たくさんの野球少年・少女に夢を与えた「マイナビオールスター2018」。阪神からも4人の選手が選出され、京セラドーム(大阪)とリブワーク藤崎台(熊本)を舞台に躍動した。一方、選出されなかった選手にとっては休日。阪神では1軍が11、12日。2軍では12日、13日が休日に充てられた。

 オールスターブレークに入る前の11日。鳴尾浜で練習を終えた小豆畑慎也捕手(30)、坂本誠志郎捕手(24)、長坂拳弥捕手(24)らが寮から出てきて、捕手道具の丸洗いを始めた。普段からプロテクターなどをつけ人一倍、汗をかくポジション。一心同体で戦う相棒たちを、せっせときれいに磨きあげた。

 「汗もたくさんかいているし、また後半戦にリフレッシュできたらという気持ちです。プレーにもあらわれるようにしたいですね」

 そう説明したのは3年目の坂本。坂本の捕手道具は白色のものと黄色の2つ。今年からビジター用のユニホームが黒色になり、投手から目印になるようにと今春のキャンプ中から黄色の道具を導入した。だが、シーズン開幕してからは見かける回数が減少。試合で使用するのはいつも白色という印象があった。

 坂本は「野手の人に聞いてみると、飛んでくる打球が見えにくいことがあるといわれました。打ったとき“消える”というか、そういう意見をもらったので」と理由を説明。投手も野手の考えにも耳を傾け、試行錯誤を重ねながら16日のウエスタン・ソフトバンク戦(タマホーム筑後)からの後半戦を戦っている。

 ネットに道具が干される光景は、斬新な夏の風物詩に思えた。13日には西宮市の「虎風荘」の副寮長・西口祐司副寮長(59)が「こいつら、雨降ったらどうするつもりやったんやろ」と寮内へと持ち込んでいた。確かに、どうするつもりだったんだろう…。(竹村岳)

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