松井秀喜氏が冗談交じりに“悩み”吐露 野球人口拡大へ活動するが…

球界ここだけの話(1335)
13日に行われたオールスター第1戦前に笑顔を見せる松井秀喜氏。手前は阪神・金本監督

 巨人や米大リーグ、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(44)が野球人口拡大へ精力的に活動している。今月14日、川崎市のジャイアンツ球場で小学生を対象に野球教室を開いた。

 46人の参加者と一緒にランニング、体操、キャッチボールを行うと、フリー打撃では全員に対して打撃投手を務めた。そして、自ら打席に立って“模範打撃”を披露。13スイングで3本の柵越えを放つと、子供たちから歓声が上がった。

 「子供たちが『参加してよかった』と思ってくれたら大満足。とにかく野球を好きになってほしい。その一言ですね。そう思ってもらえるようにやっています」

 野球人口の減少が著しい。日本高野連は先月、全国の野球部員数と加盟校数(5月末現在)を発表したが、硬式の部員数は昨年度より8389人少ない15万3184人で4年連続減少。軟式の部員数は昨年度から548人減の8755人で5年連続の減少となった。

 日本中体連による昨年度の調査では、軟式野球部員は2009年度から約13万人減って17万4343人。底辺を支える少年たちの野球離れは、極めて深刻な状況になっている。

 「そういう話は聞いている。何とかならないかと思うし、こういった活動で野球を続ける子供が増えてくれたらうれしい」

 松井家にも同様の“問題”があるという。今月17日、千葉・浦安市で行われた住友生命の新商品発表会に出席した松井氏は5歳の長男について冗談交じりに“悩み”を吐露した。

 「残念ながら野球にはあまり興味がないようで、どちらかというとサッカーボールを蹴っている。ちょっと危ないと思っています。なんとかキャッチボールを始めたい。ボクの子供ですからサッカーのセンスはないと思うし」

 野球の魅力を伝えるために-。プライベートでも仕事でも、松井氏の奮闘は続く。(片倉尚文)

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