ヤクルト新外国人右腕ウルキデス、サファテから日本野球の情報収集

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ユニホームに袖を通しポーズを決めるヤクルト新外国人、ジェイソン・ウルキデス投手

 “5人目の男”が救世主になるかもしれない。ヤクルトの新外国人右腕、ジェイソン・ウルキデス投手(35)=前メキシカンリーグ・ティファナ=が来日し、6月29日に東京・北青山の球団事務所で入団会見を行った。

 元守護神の勧めもあった。15年まで在籍し、2度最多セーブ投手に輝いたトニー・バーネット(現米大リーグ、レンジャーズ)はアリゾナ州立大のチームメートだったという。ウルキデスは「トニーからヤクルトは素晴らしい球団だと聞いていた。ずっと日本でプレーしてみたいと考えていた」と笑顔をみせた。

 最速150キロ超の直球とスライダーが武器。他にシンカー、チェンジアップ、カーブと豊富な球種を操る。大リーグ経験はないが、リリーフとしての経験が豊富で今季は20試合で0勝0敗8セーブ、防御率2・29の成績を残していた。

 来日前にはアリゾナのリハビリ施設でサファテ(ソフトバンク)と顔を合わせたという。サファテとも同じアリゾナ州立大と知り、日本の野球の情報を収集した。「一つ言えることは、捕手の配球を勉強した方がいいということ。その国の文化を受け入れられるかが、成功できるかに関わってくる」と助言を受けたという。

 投手はブキャナン、カラシティー、野手はバレンティンが1軍に帯同中。ハフが2軍調整となったことで、早期の1軍昇格の可能性もある。会見には婚約者のキャサリンさん(26)の姿もあった。ウルキデスは「求められる場所で仕事をしたい。基本に忠実なイメージの日本の野球は自分に合っていると思う。色んな球団で経験を積んできたので、それを見てもらえれば」と前を見つめた。(長崎右)

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