笠原元投手「最悪でも京介さんだけは守りたかった」

野球賭博問題一問一答
昨年3月28日、試合前練習で並んで走っていた笠原氏(左)と高木京

 元巨人投手の笠原将生氏(25)はサンケイスポーツの取材に対し、新たに野球賭博関与が発覚して9日に謝罪会見を開いた高木京介投手(26)とのやり取りなどを、生々しく語った。

 --調査で高木京の名前を出さなかった理由は

 「最悪でも京介さんだけは守りたかった。(連続登板機会無敗の)日本記録も伸び続けていたし、結婚もされていた。なんとか3人で食い止めようというのは、あった。京介さんの人生を狂わせるのが怖くて黙っていたんですが、野球賭博に誘った時点で狂わせてるんですよね」

 --謝罪会見を見て

 「僕らが今までやったことがなんだったのか。怒りを感じたというか。京介さんを思って、正解だと思ってやってきたので」

 --高木京が野球賭博を始めた経緯は

 「ちょこっと言ったら、『何それ!!』みたいな。京介さんも(野球賭博を)やめた時期はあったんですけど、その時期でも『きょうハンデどうなの』って聞いてくる。ほぼ毎日、ハンデをチェックしていました」

 --印象に残っていることは

 「1軍のブルペンに一緒にいて、テレビで途中経過が出る。他球団(の試合)に賭けていたときとか、京介さん、テンションが上がって飛び跳ねていました。『よっしゃ!』とか言って、ブルペンのコーチに『賭博やってんのか?』と言われたことがあります」

 --高木京は謝罪会見をした

 「そうですね。今、疑問に思っているのは、僕らのときはなくて、京介さんのときはなぜ(会見を)設けたのか」

 --他にどんな賭け事をしていたのか

 「ロッカーでギャンブルが習慣づいていたから。その延長線でやってしまいました」

 --ノックも

 「10人でファンゴ(ノック)をしてエラーを3回して、1人30万円とか…」

 --巨人では賭け事が多くて、金額も大きい

 「ノックでもやるんだ、とは思いましたね。他球団から来た人が『こんなにやるんだ』と驚いていました。僕の最初の賭けはマージャンですね、寮の。ルールも知らんと入らされて。(当時は)寮に雀卓があるぐらいですから」

 --ジャイアンツ球場のロッカーでトランプも

 「ずっと前からです。昼休憩があるじゃないですか。ご飯を食べて少し時間があったら『ちょっと一戦やる?』みたいな」

 --円陣では

 「『声だし』ともいいます。金額? 1000円スタートの、次は3000円、次は5000円とか…。一人から、それ(その金額)なので、登録されている野手全員からだとすごいです」

 --警察の取り調べは

 「(昨年)11月とかじゃなかったですかね。クリスマスが最後です」

 --野球への復帰は

 「まだやりたい。悔しい。でも、その悔しさが薄れています。今、野球から離れているので。それと今は投げられない。痛くて、肩が。それもあって悔しいって気持ちが薄れてきたのが正直ある」

 --巨人に対して

 「伝統ある球団なので、泥を塗ったのは申し訳ないと思っています。でも(球団の)やり方を見ると『ちょっとな』って思います。改善するなら、選手全員の携帯を復元してほしいです。みんな、いま必死で替えているから」

 --巨人の元チームメートからの連絡は

 「途絶えている人と連絡をくれる人の差が激しいですね。はっきりするじゃないですか、そういうのは」