サンスポ

ヤクルト・広沢優、特殊変化の〝お化けフォーク〟習得で抑えの座狙う「目標は勝ちパターン。クローザーになれたら一番いい」

戸田球場でブルペン投球をし、フォークボールの握りを確認するヤクルト・広沢優=埼玉県戸田市

ヤクルト・広沢優投手(25)が25日、埼玉・戸田球場で行われた秋季練習でブルペン投球を行った。今季の開幕前に支配下契約を勝ち取り、リリーフとして43試合に登板。シーズン中は主にチェンジアップを投げていたが、オフシーズンに入ってからフォークボールに磨きをかけており、目指すは〝お化けフォーク〟の習得だ。

「チェンジアップは結構奥行きが出る球で、カウントを稼ぐのにはいいんですけど、ウイニングショットとしてあまり使えなかった。フォークで変化量をつけて、ウイニングショットにできればという話をコーチの方々にも言われたので、今取り組んでいます。僕にとっては結構大事な球で、必要だなと思います。データ的には千賀さん(メッツ)のフォークとすごく似ていて、変化量も同じくらい。そこまでいけるか分からないですけど、お化けフォークみたいな感じで投げられたら理想ですね」

新たな挑戦が、道を切り開くことにつながる。フォークボールは入団1年目の昨季、2軍戦で投げていたが「精度が良くなかったですし、今年はチェンジアップがすごくよかった」と1軍ではほとんど投げてこなかった。ただ、特徴的な落ち方をする球で、下に落ちるのではなく「サイドスピン系のフォークで、横回転のフォーク。結構特殊なのかなと。そこは自信を持っています」と胸を張る。

戸田球場でブルペン投球をするヤクルト・広沢優(手前)。奥は山本哲哉1軍投手コーチ=埼玉県戸田市

来季に向けて「目標は勝ちパターンもそうですし、クローザーになれたら一番いい」と鼻息は荒い。直球の球速は常時150キロを超えるが、今季は41イニングを投げて31奪三振。奪三振率は6.80だった。他球団で勝ちパターンを担う投手はより高い数字を残しており、抑えの座を射止めるためには奪三振も必要になってくる。

来季は他球団のマークも厳しくなる中、実質的な2年目を迎える。今季以上の成績を残し、信頼を勝ち取るためにも〝お化けフォーク〟の習得を目指す。

©2026 SANKEI DIGITAL INC. All rights reserved.