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国学院久我山、完勝発進! 主将の合代有佑「暑さに対応できた」サウナや長風呂で対策/西東京大会

猛暑の中での戦い。2番手で投げた国学院久我山・松川倖明の顔にも汗がにじんだ=スリーボンドスタジアム八王子(撮影・田村亮介)

第108回全国高校野球選手権西東京大会(14日、国学院久我山10―0桜町=五回コールド、スリーボンドスタジアム八王子)第3シードの国学院久我山が初戦の2回戦で、桜町にコールド勝ち。暑熱対策としてサウナを推奨してきたチームは最高気温35.8度を記録した八王子で暑さを吹き飛ばす活躍を見せた。

先制点で盛り上がる国学院久我山応援席=スリーボンドスタジアム八王子(撮影・田村亮介)

立っているだけで汗が噴き出すような猛暑に負けず、ハツラツとプレーした。サウナなどで暑熱対策をして臨んだ国学院久我山が完勝。三回に打者一巡の猛攻を呼び込む右前打を放った主将の合代(ごうだい)有佑内野手(3年)は心地よさそうに汗を拭った。

「起きたら水を飲んだり、お風呂に入ったりしてみんな(対策を)やってくれている。ちゃんと暑さに対応できたかな」

試合は先発した右腕の二宮が3回無安打無失点のパーフェクト投球で流れを作ると、打線は三回に一挙7得点。最終的に9安打で10得点を挙げた。

この日の試合開始は午前8時27分だったが、9時過ぎに八王子は気温30度を超えていた。午後は最高35.8度を計測。厳しい環境でもパフォーマンスを発揮できたのにはチームとしての取り組みがあった。

国学院久我山・尾崎直輝監督(撮影・田村亮介)

今年の6月は例年よりも気温の低い日が続いていたため、今大会を想定した暑い環境下での練習ができずにいた。さらに全員が自宅からの通いということもあり、私生活を含めたコンディション調整は各自に一任する形。教室や電車内など冷房の効いた室内で過ごす時間が1日の大半を占めており、汗をかく機会が少ないことを危惧した尾崎直輝監督は、体を暑さに慣れさせる暑熱順化の方法としてサウナを選手に提案した。「汗を出して体温をコントロールすることを覚えなさい」と呼びかけると、正捕手の深野らを中心に次々と実践。サウナの他に長風呂で汗をかく習慣をつけてきた選手もおり、その効果が本番で表れた。

合代主将は「暑さに負けそうな場面もあると思うけど、仲間と鼓舞し合って乗り越えていきたい」と力を込めた。チームの目標は2019年以来、7年ぶり4度目の甲子園出場。36歳の尾崎監督は暑さの耐性がついたナインに目を細め、「これで(コンディションが)整いましたね」と誇らしげだった。(織原祥平)

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