19日午後5時40分ごろ、JR浜松駅(浜松市中央区)を通過中の東京発博多行き東海道新幹線のぞみ49号が、線路内に立ち入った人と接触した。東海道新幹線は上下線の全線で、山陽新幹線も一部区間で運転を見合わせ、約3時間後に再開した。 JR東海によると、東海道新幹線では上下線計58本が運休、100本に最大約3時間40分の遅れが出て14万人に影響した。
運転見合わせ区間は一時、上りでは東京―博多の全線に広がり、主要駅を中心に各地で混雑が起きた。
静岡県警によると、接触した人は現場で死亡が確認された。防犯カメラの映像などから、事件の可能性は低いとみて調べている。地元消防によると、乗客らにけがはなく、体調不良の人もいないという。
名古屋駅(名古屋市)の新幹線改札周辺では、駅員が「人身事故のため運転を見合わせております」とスピーカーでアナウンスしていた。スーツ姿やお土産の紙袋を持った人でごった返し、パソコンを打ち仕事する人も見られた。
豊橋駅(愛知県豊橋市)でも大勢の人が滞留し、電光掲示板を眺めたり駅員に運転再開の見通しを尋ねたりした。