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香取慎吾、初の東野圭吾ワールドで〝陰〟の魅力全開「最初から〝重い空気〟を感じる」 9.6~WOWOW「虚ろな十字架」主演

初共演で東野サスペンスの衝撃作に挑む香取(上)と赤楚

元SMAPの俳優で歌手、香取慎吾(49)が9月6日スタートのWOWOW「連続ドラマW 東野圭吾『虚ろな十字架』」(日曜後10.0、瀬々敬久監督、全4話)に主演することが18日、分かった。「死刑制度」に真正面から挑む渾身の社会派サスペンス。WOWOW連続ドラマ、東野圭吾作品とも初主演となる香取は「最初から〝重い空気〟を感じる場所に呼んでもらえたこと」を率直に喜んでいる。

秋以降公開の主演映画「高校生家族」で、長男の進学に合わせ一家で高校に入学する父親を演じるなど〝陽〟のイメージが強い慎吾ちゃんが、初の東野ワールドで孤独と悲しみを抱えた〝陰〟の魅力を披露する。

香取は「僕にはどちらかというと〝明るく笑顔あふれる香取慎吾〟というイメージがあるし、そういう作品と巡り合うことの方が多かった」と回顧し「今回のように最初から〝重い空気〟を感じる場所に呼んでもらえたこと、東野さん、瀬々さんというタッグの中に自分が入れることもすごくうれしい」と意気込む。

同作は2014年に発売され、発行部数約76万部を誇る東野圭吾氏のベストセラー小説が原作の死刑制度をテーマにした社会派サスペンス。

香取は元広告代理店勤務の会社員で現在は伯父から引き継いだペットの葬儀店を営む中原道正役。11年前の人生を揺るがす〝ある事件〟を機に離婚した元妻が路上で殺され、逮捕された犯人の証言に不可解な点が多いため、事件の真相を探るべく彼女の足跡をたどっていくと、〝もう一つの犯罪〟が浮かび上がってくる。愛する家族を殺した犯人が処刑されたら、気は済むのか?犯人が生きていることに耐えられるのか?本当の意味での〝償い〟とは?主人公は答えのない問いに真正面から挑んでいく。

東野サスペンスは多数映像化され、WOWOWでも04年の「宿命」から本作で10作目となるが、14年の出版後、同作は安易に扱えないテーマ性、巧妙な仕掛けが施された展開もあいまって実写化は困難とされてきた。

香取は「家族を殺された過去から立ち直れず〝光をそう簡単に見ることができない〟中原という役に、演じる側として魅力を感じます」と思いを吐露。「作品と出会い、知らなかった世界を知ったことで、撮影の合間に何気なく見るニュースも感じ方が変わってきて、生きる感覚が以前とは違っているように感じます」と、自ら〝シン香取慎吾〟の覚醒を確信している。

★役に徹する赤楚衛二

義父が金目当てで通りすがりの中原の元妻を殺したことから、加害者家族を代表して被害者の遺族と向き合うことになる大学病院の小児科医・仁科史也役を俳優、赤楚衛二(32)が務めることも決定。主人公と対をなす今作のキーパーソンとなる。香取とは意外にも初共演で東野作品も初めて。赤楚は「共演できたうれしさにいったん蓋をし、加害者家族と被害者遺族という体で居続けようという心構えで過ごしました」と、2人での初めてのシーンの撮影を振り返った。

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