今年10月に青森県で開催される国民スポーツ大会(国スポ。旧国体)で連覇を目指すラグビー・少年男子の大阪府代表「オール大阪」のメンバーを選考する講習会が19日、東大阪市の近大グラウンドで行われた。大阪桐蔭や東海大大阪仰星、常翔学園など府内7校から約50人が参加。代表入りを目指し、真剣な表情で楕円球を追った。
国スポのラグビー・少年男子に出場する各都道府県代表は春季大会優勝校など単独校が代表となるケースがあれば、複数の学校の選手で編成するコンバインドチームで臨む場合もある。
大阪府の場合は毎年、コンバインドチームを編成しており、今年の選手選考は現在の3年生が1年時の3月に顧問の推薦などにより214人を招集。2年時の6月と3月の講習会やセレクションマッチなどを経て52人まで絞り込んだ上、この日を含めた2回の講習会と京都府などの代表候補チームと対戦する20日の近畿交流試合で登録選手50人を選出。このうちの35人で8月下旬の国スポ近畿ブロック予選を戦い、突破すれば、国スポ本番には23人の登録選手で臨むことになる。
こうして時間をかけてメンバーを選考する方法はチームとしての一体感を生み出し、滋賀県で開催された昨年の国スポ決勝では、粘り強いディフェンスで福岡県に17-12で競り勝ち、2017年の愛媛国体以来、8年ぶり18度目の優勝に輝いた。
今回のチームを率いる中尾康一監督(四条畷高)は「チームごとにそれぞれのカラーはあるが、オール大阪を自分のチームと思い、体を張ってくれる選手を選びたい」と説明。大阪桐蔭の主将でCTB吉村大志(3年)は「普段はライバルで敵として戦っている選手が同じチームになるのは不思議な感じだが、刺激になるし、楽しい」と目を輝かせ、「連覇は気にしないが、大阪のプライドがあり、この代で優勝したい」と力を込めた。
選手たちはこの日、ディフェンスのシステムの確認や試合形式の練習など約2時間、汗を流した。