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【ボクシング一問一答】井上尚弥、中谷潤人との死闘制す「この勝ちに価値がある」 次戦は「KOする試合を見せたい」

試合に勝利し、スタンドの声援に応える井上尚弥=東京ドーム(撮影・蔵賢斗)

プロボクシング・ダブル世界タイトルマッチ(2日、東京ドーム)メインイベントの4団体世界スーパーバンタム級タイトルマッチは、4団体統一王者の井上尚弥(33)=大橋=が挑戦者でWBA、WBC、WBO1位、IBF3位の中谷潤人(28)=M・T=に12回3-0判定勝ち。自身の持つ男子史上最多記録を更新する7度目の4団体王座同時防衛に成功した。試合後、リング上で行われたインタビューで中谷の健闘をたたえ、ファンへの感謝を伝えた。以下一問一答。

――死闘を制して、今の気持ちは

「皆さんありがとうございました。まず、対戦を引き受けてくれた中谷潤人選手、今日はありがとうございました」

――1年前の呼びかけから、ついにこの日が実現

「この対戦は1年前から、僕が表彰式で対戦を呼びかけて、本当にわずかな可能性での実現でした。この1年間、お互いが無敗でまずこなしてこれたからこその実現だったと思います。今日は応援ありがとうございました」

――ボクシングのすべてが詰まった12ラウンド

「今日は闘う前からずっと言っていた『勝ちに徹する、今夜勝つのは僕です』という闘いを実行しました」

――無敗のチャレンジャー、中谷潤人はどんな選手だったか

「皆さんもご存じの通り、本当に気持ちの強いファイターです。中谷選手がパウンド・フォー・パウンド・ランキング入りしている選手だからこそ、今日のこの勝ちに価値があると思います」

――5万5000人の大観衆。この光景はどう映っていたか

「じっくり見ていいですか? 今夜、僕が見ている景色は僕独り占めのものですけど、今夜こうして5万5000人の皆さんが集まってくれたからこその景色だと思うので。また東京ドームに戻ってきたいと思うので、その時はまた皆さんが集まって、この景色をまた見せてください」

――今後、どのような未来を見ているか

「この先は、ちょっと未定ですけど、昨年4試合と、今年の東京ドームの試合までが決まっていて。すごい張り詰めた昨年と、5月2日今日までだったので、少し休ませてください。お願いします」

――ファンは次なる闘いを期待

「少し休んでからまたお話ししようと、父と大橋会長と、今後の対戦相手を含めてまた決めていきたいと思います。また皆さんが燃えるようなファイトをしていきたいと思いますので、また期待していただけたらうれしいです」

――ファンに向けて

「1年間、この日を待ち望んでくれて本当にありがとうございました。1年間疲れました。少し休んでまた次戦の発表ができたらと思いますので、また期待してください。そしてまた会場に足を運んでいただけたらうれしいです。次はKOする試合を見せたいと思います。よろしくお願いします」

■井上 尚弥(いのうえ・なおや) 1993(平成5)年4月10日生まれ、33歳。神奈川・座間市出身。神奈川・相模原青陵(現相模原弥栄)高で高校生初のアマ7冠。2012年にプロデビュー。14年4月にWBC世界ライトフライ級、同年12月にWBO世界スーパーフライ級、18年にWBA世界バンタム級王者に。22年12月に4団体統一。23年7月にWBC、WBO世界スーパーバンタム級王座を奪取し、世界4階級制覇。同12月にWBA、IBF王座を獲得し、2階級で4団体統一を果たした。プロ戦績は33戦33勝(27KO)。右ボクサーファイター。家族は妻と1男、2女。165センチ。

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