ドジャース2-4ガーディアンズ(30日、ロサンゼルス)米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手(31)は「1番・DH」でフル出場。一回に13打席ぶりの安打となる左前打を放ち4打数1安打、1三振だった。昨年8月24日(日本時間25日)からの連続試合出塁を35に伸ばし、自己最長の36まであと1に迫った。打率は・167。佐々木朗希投手(24)は今季初の先発登板に臨み、4回0/3を投げ4安打1失点、4奪三振2四球で初黒星を喫した。メジャー初勝利を挙げた昨年5月以来の白星とはならなかった。直球の最速は99・5マイル(約160・1キロ)を計測した。球数は78で、防御率は2・25。ドジャースは九回の追撃も及ばず、開幕4連勝を逃した。大谷は31日(同4月1日午前11時10分開始)のガーディアンズ戦に先発登板する。
ドジャース先発の佐々木朗希=ドジャースタジアム(撮影・松永渉平)オープン戦で計8回2/3を投げ17四死球と制球難を露呈した佐々木。開幕4戦目で先発し、その立ち上がり。俊足巧打の1番クワンに、フルカウントから外角高めにカットボールが決まり見逃し三振。ストライクやボールの判定を機械が補助する「ロボット審判」により、3球目の真ん中低めのカットボールが、ストライクからボール判定に覆る場面もあった。開幕3試合で4本塁打の2番デローターは内角直球で二ゴロ。昨季30本塁打、44盗塁の3番ラミレスにはフルカウントから中前打を許し、昨季27本塁打の4番マンザードの初球にラミレスが二盗。2死二塁となったが、マンザードを真ん中高めの99マイル(約159・3キロ)直球で詰まらせて左飛に打ち取った。一回を投げ終え、球数は21。
その裏の大谷の第1打席。昨年8月にデビューして3勝の左腕、メシックと初対戦。1ボールから内角高めのボール気味のツーシームに詰まらされたが、しぶとく左前に落とした。開幕戦の第1打席以来、13打席ぶりの安打に大谷は塁上で苦笑いを浮かべた。ただ、後続が断たれ、ド軍は無得点に終わった。
佐々木の二回。先頭の5番シュニーマンを外角低めのツーシームで一ゴロ、6番ロッキオは内角高めの直球で押し込んで遊飛。7番アリアスにはフルカウントから真ん中低めのカットボールを振らせて三振を奪い、三者凡退に抑えた。二回を投げ終え2奪三振、球数は34。
佐々木は三回に二塁打2本で先制点を献上した。先頭の8番ヘッジズに右翼線二塁打を打たれ、9番マルティネスの投前犠打で1死三塁。クワンには2ボールからの真ん中付近のカットボールを捉えられ、右翼線に適時二塁打を浴びた。なお1死二塁とピンチが続き、デローターには追い込んでから粘られて四球。一、二塁となったが、ラミレスを外角高めに浮いたスプリットで空振り三振。マンザードには内角直球を鋭く打ち返されるも右飛に打ち取った。三回を投げ終え3奪三振、球数は56。
その裏、無死一、二塁で迎えた大谷の第2打席。フルカウント3-2から、二走ロハスが先発メシックのけん制球によりタッチアウト。1死一塁となり、大谷は7球目のボールゾーンの外角スライダーにバットを合わせて左中間に飛ばしたが、中飛に倒れた。2番タッカーは空振り三振に倒れ、ド軍は同点機をつぶした。
佐々木の四回の投球。先頭のシュニーマンを真ん中付近の直球で空振り三振。ロッキオには四球を与えるも、アリアスを内角高めの直球で一ゴロに打ち取り、2死一塁。ヘッジズはフルカウントからの真ん中カットボールで三ゴロ。無失点に抑えた佐々木はグラブをたたきながらベンチに戻った。四回を投げ終え4奪三振、球数は74。
佐々木の五回のマウンド。先頭のマルティネスに中前打を許したところで、ロバーツ監督に交代を命じられた。5回を投げ切れずに降板した佐々木だったが、地元ファンからは温かい拍手が送られた。ベンチではロバーツ監督と固い握手を交わした。代わって登板した2番手の左腕スコットが後続を断ち、追加点を許さなかった。
六回1死で回った大谷の第3打席。カウント2-2から外角低めのチェンジアップに体勢を崩されて、空振り三振に倒れた。
七回に3点を追加され、4点ビハインドの八回2死で回った大谷の第4打席は、3番手左腕のサブロウスキと対戦。153キロ超の直球3球でカウント1-2と追い込まれ、4球目の真ん中高めの甘いスライダーを捉えきれず中飛だった。
■自動ボール・ストライク判定システム(ABSチャレンジ制度) 両チームに2度、球審の判定に異議を申し立てられる「チャレンジ権」が付与され、ストライクやボールの判定を機械が補助する。投手、捕手と打者に権利が与えられ、判定直後に帽子またはヘルメットをたたくことで要求できる。判定が覆れば回数は減らない。今季から導入され、ポストシーズンまで全試合で適用される。