五回、安打を放つ阪神・熊谷敬宥=甲子園球場(撮影・松永渉平) (セ・リーグ、阪神-巨人、22回戦、29日、甲子園)阪神・岡田彰布オーナー付顧問(67)が読売テレビの中継で解説を務めた。
0―1の五回無死一塁で、タイムを取って三塁ベースコーチの田中内野守備走塁コーチがサインを出し直すと、手の内を隠すようにと、助言した。
「(打者の)好きにさせたらいい。この試合で作戦を見せて勝つよりもね。(巨人と)CSで当たるかもわからない。それは取っておいた方がいい。何もしなくていい」
無死一塁から熊谷が左前打で好機を広げると、1死満塁から大竹の中前適時打で追い付いた。
岡田顧問は「だまし打ち。打つ気はない、という感じでね。そういう選手ですよ」と、初球を捉えた早大の後輩の打撃をたたえた。