逆転負けを喫し、引き揚げるDeNA・三浦大輔監督(撮影・荒木孝雄) (セ・リーグ、DeNA2-3阪神、17回戦、阪神11勝4敗2分、26日、横浜)DeNAとしては、締めに入江を投入するしかないのが現状。先発のケイも、七回1死二塁で打席が回り、代打策による交代。致し方ない展開だった。土壇場で打線がつながり、中軸で決めた阪神の強さを、認めざるをえない。
むしろ悔やまれるのは、追加点を奪えなかった攻撃面。特に八回だ。先頭の佐野が安打で出ると、代走・三森が二盗に失敗した。宮崎、筒香、山本と続く打順。仮に併殺になったとしても、打者に任せるべきだったのではないか。盗塁成功率の高い三森とはいえ、100%の勝算が求められる場面。無理に動いて、わざわざ流れを断ち切る必要はなかった。
筒香の見事な2本塁打があっただけに余計、残念に思う。二回は内角を厳しく突かれた真っすぐを、クルリと回転しながらコンパクトに打ち返して右中間へ。四回は高めのボールになる見せ球の真っすぐを、上からたたいて右翼へ。村上の速球に、あれだけしっかり対応できるとは。他の投手にも、他のチームにも、脅威となるだろう。(サンケイスポーツ専属評論家)