第107回全国高校野球選手権大会第12日第1試合(17日、西日本短大付2-3東洋大姫路、甲子園)東洋大姫路(兵庫)が西日本短大付(福岡)との接戦を制し、14年ぶりの8強入りを決めた。
1、2回戦で先発し、ともに136球を投じたエース木下鷹大投手(3年)の疲労を考慮し、背番号11・森皐葵投手(3年)が先発。安打を許しながらも、二回まではなんとか後続を断ち切っていた。しかし三回、2死一、三塁のピンチを招き、先制点を献上すると木下が救援登板。直後に不運な当たりで2点目を許すも、窮地をしのいだ。
エースの気迫にこたえるように、打線は四回に1点を返すと、五回には3番・高畑知季内野手と4番・白鳥翔哉真外野手(ともに3年)の連続適時打で逆転した。
木下は尻上がりに調子を上げ、6回1/3を4安打無失点。五回の3者連続三振を含む8奪三振で1点差を守り切った。「一回から、どんな状況でも投げれるよう準備できていた。打線の追加点を願うわけでもなく、とにかくこの1点を守り切ろうと考えていた。勝てたので今日は100点です」。
岡田龍生監督は「県大会からこういうゲームはあったので、なんとか木下に頑張ってほしいという気持ちだった。(8強入りが決まり)ここまでやれるとは僕も思っていなかったんですけどね。子供らは毎日の試合が楽しくて仕方がないかなと思っている」とたたえた。