試合に敗れた津田学園ナイン=甲子園球場(撮影・水島啓輔) 第107回全国高校野球選手権大会第12日(17日、津田学園0-5横浜、甲子園)津田学園(三重)は横浜(神奈川)に完封負けし、初の準々決勝進出はならなかった。津田学園は三回に2点を失い、追いかける展開となった。打線は相手先発・織田に対して四回まで安打が出ず、五回にようやく初安打が出たが、後続を断たれ、無得点に終わった。反撃を目指したなかで六回、八回にも失点してリードを広げられた。
先発左腕・桑山晄太朗投手(3年)は8回5失点。「序盤は通用できていたんですけど、疲れがきて後半は思ったような球も減ってきて自分の投球ができていないところはあった。けれど強気に最後まで投げられたかなと思います」と振り返った。
2回戦の広陵(広島)戦が相手の出場辞退で不戦勝となった。7日の1回戦・叡明(埼玉)戦で勝って以来、実戦は10日ぶりとなった。
桑山は「難しいところもあったが、言い訳はしてはいけない。今日の試合にベストで投げられた。そこに対しては後悔はない。自分の野球人生は終わったわけではない。力がまだ足りないことを今日の試合で痛感したので、次のステージで一からしっかり強化していってもっと成長したいと思います」と語った。
佐川竜朗監督(47)は「夏を目指して桑山を中心に粘り強く守るチームを作ってきて、まず守備をしっかりやろうということで特に秋負けてからやってきた
。大舞台で春の優勝校にこういうゲームができたのは子供たちが最後まで頑張ってきた成果がある。感謝の気持ちでいっぱいです。甲子園に連れて来てくれて2回校歌も歌えて、高校野球の素晴らしさを伝えてくれた子供たちにありがとうという気持ちを伝えたいと思っています」とナインをたたえた。