4回から登板する横浜・織田翔希=甲子園球場(撮影・松永渉平) 第107回全国高校野球選手権大会第9日(14日、横浜5-1綾羽、甲子園)1998年の松坂大輔世代以来となる春夏連覇を狙う横浜(神奈川)は2回戦で、初出場の綾羽(滋賀)に逆転勝ちして、3回戦進出を決めた。
1点を追う四回に2番手でマウンドに上がった2年生の最速152キロ右腕、織田翔希投手が悪いムードを吹き飛ばした。1球目で自己最速に並ぶ152キロをマーク。球場の空気を一変させると、5回⅔を無失点と好救援し「悪い流れを変えるために投げる。そういう意味だと思った。球速は意識していなかったが、(初球は)流れを変えるために力が入った。結果的に無失点で、横浜高校に流れを持ってこられたと思うのでよかった」と頼もしく語った。
8日に行われた敦賀気比(福井)との1回戦は7安打で完封。今夏の甲子園大会では2試合の登板で14回⅔を無失点と圧倒している。「野手の方々の支えや援護があってこその無失点だと思っている」と感謝。「自分は流れを切らさずに、守備からリズムを持ってこられればいいなと思っていた」と胸を張った。
打っては0-1の五回2死二塁で右打席に入り、同点の中前適時打をマーク。「自分が打って同点という形になってほっとした」と笑った。