三回、右手だけのスイングで遊ゴロに倒れた東大阪大柏原・竹本歩夢=甲子園球場(恵守乾撮影) 第107回全国高校野球選手権大会第7日第3試合(12日、尽誠学園3-0東大阪大柏原、甲子園)大阪王者が7年ぶりに初戦で姿を消した。東大阪大柏原が完封負け。大阪勢は今春の選抜で出場がなく、春夏甲子園での未勝利は1980年以来、45年ぶりだ。竹本歩夢主将(3年)は目を赤くしながら胸を張った。
「自分はけがをした後悔があるが、みんなは最後まであきらめないプレーをしてくれた」
10日の練習での素振り中に左手を負傷。テーピングを巻き、本来の4番ではなく「8番・捕手」で強行出場した。三回は右手1本でのスイングで遊ゴロに倒れ「監督から『振らなくていい』と言われていたが、一塁まで全力疾走したかった」。五回に代打を送られてベンチに下がると、その裏に3点を奪われた。
土井監督は「本人が一番悔しかったと思うが、今後の野球人生を考えて無理させたくなかった。負けたのはすべて僕の責任」と語った。
★1980年の大阪勢は?
選抜大会1回戦で北陽(現関大北陽)が伊東昭光を擁する帝京に0―2、上宮が富士宮北に3―4で敗れた。選手権大会では北陽が早実に0―6で敗戦。1年生の荒木大輔に完封勝利を許した