試合に敗れた東大阪大柏原ナイン=甲子園球場(恵守乾撮影) 第107回全国高校野球選手権大会第7日第3試合(12日、尽誠学園3-0東大阪大柏原、甲子園)14年ぶり2度目の出場の東大阪大柏原(大阪)は初戦となる2回戦で尽誠学園(香川)に敗れた。大阪代表の初戦敗退は、2018年に近大付(南大阪)が前橋育英(群馬)に敗れて以来、7年ぶりとなった。
四回まで両投手がテンポよくアウトを積み重ね、スコアが動かないまま試合が進んだ。しかし五回に2死一、二塁のピンチを招くと、左前適時打を浴びて先制点を献上。その後、継投も及ばず五回に3失点を喫した。打線は相手先発の広瀬賢汰投手(3年)にわずか6安打に抑えられた。
大阪大会では中軸を打っていた竹本歩夢捕手(3年)は「8番」で先発出場。10日の練習で素振りをしている最中に左手を負傷したため出場が危ぶまれていたが、テーピングを巻いて強行出場した。三回の打席では右手1本でスイングするも遊ゴロに倒れた。痛みを押して守備でも好プレーを見せていたが、五回に代打を送られ、ベンチに下がった。
竹本は「監督から『打たなくていい』と言われていたが、甲子園に出れたのがうれしくて、どうしても一塁まで全力疾走したかったので打ちました」と打席を振り返った。土井健大監督は「打線が入れ替わったこともあり、どうしても選手任せのサインになってしまった。負けたのはすべて僕の責任なので、選手たちは本当によくやってくれた」と話した。