ジャイアンツ1-4パドレス(11日、サンフランシスコ)大リーグ、パドレスのダルビッシュ有投手(38)が6回4安打1失点、6奪三振の好投。今季2勝目、日米通算205勝目を挙げた。球数は84、防御率は5・61。試合は4-1だった。
今季10勝を挙げているジャイアンツのエース右腕ウエブとの息詰まる投手戦となった。
ダルビッシュは序盤、速球とシンカーを中心にした組み立てで、一回は1番・ラモスを内角のシンカーで二ゴロ、2番・ディバースは速球で左飛、3番・アダメズも外角のシンカーで右飛に打ち取った。
二回は4番・スミスに粘られ、9球目のスプリットを中前に運ばれた後、6番・李政厚の弱いゴロが遊内野安打となって1死一、二塁のピンチ。しかし、落ち着いて7番・ベイリーを内角の直球で見逃し三振、コスもシンカーで詰まった二飛に打ち取って切り抜けた。
三回はルーキーの9番・ギルバートにメジャー初安打となる左前打を打たれ、敵地のスタンドが沸いたが、落ち着いて低めに集めて後続を断った。
ダルビッシュは今季からやや右肘を下げたフォームを採用しているが、この日も時にサイドスローで投球。縦横に変化をつけた多彩な投球を見せた。
四回はアダメズをスイーパーで追い込んでからスプリットで空振り三振。一転してスミスには速球で三邪飛。さらにチャプマンはカーブで一邪飛を打たせた。
五回は李政厚をスプリットで空振り三振。ベイリーにはフルカウントから左打者の外角へ大きく横滑りして逃げていくシンカーで見逃し三振。コスもスイーパーで空振り三振で三者三振で退けた。
惜しかったのは1-0とリードして迎えた六回。簡単に2死を奪ったが、ディバースにシンカーを狙い打たれて左中間に同点ソロを浴びた。しかし、パドレス打線がダルビッシュの好投に応え、1-1の7回にクロネンワースの適時右前打とフェルミンの2ランで3点を勝ち越した。
ダルビッシュは2試合ぶりの白星。7月30日のメッツ戦で今季初勝利で日本選手歴代単独最多となる日米通算204勝目を挙げた後、前回登板の8月5日のダイヤモンドバックス戦は4回3失点で勝ち負けはつかなかった。
パドレスは3連勝。ナ・リーグ西地区2位で首位ドジャースと優勝を争っている。