試合前、打撃練習する巨人・荒巻悠(撮影・萩原悠久人) (日本生命セ・パ交流戦、巨人-日本ハム、3回戦、19日、東京D)豪快なスイングが持ち味のルーキーが、1軍の舞台に帰ってきた。D3位・荒巻悠内野手(22)=上武大=が約2カ月ぶりに昇格。ベンチスタートとなったが、試合前練習では痛烈な打球をかっとばした。
プロ1年目の今季は、春季キャンプを新人でただ一人1軍で完走。オープン戦で結果が出ずに2軍へ降格したが、4月15日に初昇格。15日のDeNA戦(東京ドーム)の七回に代打でプロ初出場を果たした。18日のヤクルト戦(神宮)では「6番・一塁」で初スタメンに抜てき。七回の第3打席でヤクルト・小川から、鋭いライナーの右前打でプロ初安打をマーク。「やっと出てほっとした。舞い上がらず、心は熱く、頭は冷静にやっていました」と話していた。
思わぬアクシデントに見舞われた。同29日の2軍戦で三塁守備の際に右手中指を負傷。「右手第3指末節骨骨折」と診断され、故障班に合流した。利き手は使えなかったが、左手一本でのティー打撃や送球無しのノックなどで感覚を鈍らせないよう取り組んだ。同時期にリハビリに励んでいた、主砲の岡本と言葉を交わす姿もあった。
4番の離脱により、チームは得点力不足の現状。少ないチャンスからバットで結果を出し、1軍定着を狙う。(原田優介)