プロボクシング元世界2階級制覇王者の亀田大毅氏(36)が18日、ユーチューブチャンネルを更新。19日に東京・大田区総合体育館で19日に行われるWBO世界ウエルター級タイトルマッチを展望した。
同級2位の佐々木尽(23)=八王子中屋=が2度目の防衛を目指す王者のブライアン・ノーマン(24)=米国=に挑む。日本で同級の世界戦が行われるのは1989年12月以来、約35年6カ月ぶり3度目。激戦区の同級では過去に日本選手4人が計5度世界挑戦したが全敗しており、日本男子はミドル級以下ではウエルター級だけが世界王者経験者不在の空白階級となっている。
大毅氏は「これ、判定なったらほぼほぼ、勝てないんですよ。佐々木尽選手のスタイルって一発一発のパンチなんで、ディフェンスって海外って結構(ポイントを)取ってくれるんですよね。なんでディフェンスするノーマンがかわしてジャブは突いてる、でもダメージは佐々木選手の方が与えてる展開になった場合は、ノーマン選手の判定勝ちなんですよ」と指摘した。
続けて「めちゃめちゃ分かりやすく言うと村田選手の第1戦目ですね。判定負けしましたけど、あれでも取れないんですよ。疑惑でもう1回、再戦しましたけど、言っちゃあ『え、逃げてるだけやないか!』みたいなスタイルでもチャンピオンに(ポイントが)流れるラウンドがあると思うんで、佐々木選手が勝つんだったらKOしかない」と強調した。
2017年5月に行われたWBA世界ミドル級王座決定戦で村田諒太(帝拳)はアッサン・エンダム(フランス)に4回に右のカウンターでダウンを奪い、その後も試合を優勢に進めるも、1-2で判定負けし王座獲得に失敗した。この判定は〝疑惑の判定〟とも言われ、WBAは再戦を指示。同年10月の2度目の対戦では村田が7回TKO勝ちし、日本人として竹原慎二以来22年ぶり2人目の同級世界王者となった。
■亀田 大毅(かめだ・だいき) 1989(昭和64)年1月6日生まれ。大阪市出身。プロデビューから10連勝後、WBC世界フライ級王者の内藤大助に挑戦も敗れ、反則行為で1年ライセンス停止処分を受ける。2010年にWBA世界フライ級王座、13年にIBF世界スーパーフライ級王座を獲得。34戦29勝5敗で15年に引退。