関東学生陸上競技連盟は19日、東京箱根間往復大学駅伝の第102回大会(来年1月)から、例年予選会を通過できなかった大学の選手で構成されてオープン参加する関東学生連合の編成方法を変更すると発表した。各大学1人を前提に、従来は予選会落選校の個人順位上位者16人を選んだが、新方式では落選した上位10大学に1枠を与え、各大学が選手を選ぶ。
残り6人はそれ以外の大学から、個人上位者順に選ぶ。これまでは本大会で出走経験のある選手は対象外だったが、1回のみ出走の場合は対象となるように変更。落選校内で予選会後にも切磋琢磨を促すことや、経験の幅広い共有と選手強化の両立を図る。
男子マラソンの川内優輝(38)=あいおいニッセイ同和損保=はこの日、Xを更新。「これまでと違って箱根駅伝予選会で20位以内に入れば『学生連合入り』が1人確約されるので、『チームで箱根に出たことがない大学』や『暫く箱根から遠ざかっている大学』などのいわゆる『準強豪大』の目標になると思います。また6枠で弱小校の多様性も担保されているので見事な折衷案だと思いました」と評価していた。
■川内 優輝(かわうち・ゆうき) 1987(昭和62)年3月5日生まれ。東京都出身。埼玉・春日部東高から学習院大に進学し、関東学連選抜の一員として箱根駅伝に2度出場。埼玉県庁に入庁後、2010年の東京マラソン4位で「公務員ランナー」として話題になる。11、13、17、19年と世界選手権に4度出場。14年仁川アジア大会銅メダル。19年3月末に埼玉県庁を退職し、プロランナーに転向した。