プロボクシング元世界2階級制覇王者の畑山隆則氏(49)が17日、ユーチューブ「ぶっちゃけチャンネル」を更新。14日(日本時間15日)にアルゼンチン・ブエノスアイレスで行われたWBA世界バンタム級暫定王座決定戦で、元世界5階級制覇王者で同級5位のノニト・ドネア(42)=フィリピン=が、同級8位のアンドレス・カンポス(28)=チリ=に3-0で9回途中負傷判定勝ちし、世界王座返り咲きを果たしたことについて語った。
ドネアは前回の4月度ランキングでWBA世界同級5位に急にランクイン。カンポスは5月31日(日本時間6月1日)に発表された最新の5月度ランキングで、WBA世界同級8位にいきなりランクインしており、大いに疑問が残る暫定王座決定戦だった。
堤聖也(29)=角海老宝石=が目の手術を受けた影響で医学的な理由などで防衛戦を行えない休養王者に認定され、暫定王者だったアントニオ・バルガス(28)=米国=が正規王者に昇格した。バルガスは初防衛戦(7月30日、横浜BUNTAI)で同級3位の比嘉大吾(29)=志成=の挑戦を受ける。
ドネアはバルガスvs比嘉の勝者との団体内王座統一戦に進むとみられるが、復帰した堤と正規王者の団体内王座統一戦が優先される可能性が高く、今後の展開は不明瞭となっている。
畑山氏は「(正規王者は)堤が持ってるタイトルだもんね、本来。これはね、今、現状のチャンピオンたちもいい気しないでしょしね、こんなの…」と困惑していた。
■畑山 隆則(はたけやま・たかのり) 1975(昭和50)年7月28日生まれ。青森県出身。小学校から野球に打ち込み、投手として青森山田高に推薦入学するが1カ月で退部。その後、高校を中退し、プロボクサーを目指して上京。93年6月プロデビュー。97年10月にWBA世界スーパーフェザー級王者・崔竜洙(韓国)に挑戦するも引き分け。98年9月の再戦で判定勝ちし、王座を獲得。2度目の防衛戦で王座陥落も、2000年6月にライト級王座を獲得し、2階級制覇に成功。プロ戦績24勝(19KO)2敗3分。