ドジャース5―4ジャイアンツ(15日、ロサンゼルス)米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手(30)が、16日(日本時間17日午前11時10分開始)のパドレス戦で投手として電撃復帰する。この日、ドジャースが発表した。試合後にロバーツ監督が「数日以内に登板する可能性が高い。彼はついにマウンドでデビューする準備が整った」と明言した。
大谷の投手復帰は当初、7月15日(同16日)のオールスター以降に照準が当てられていた。ロバーツ監督も慎重姿勢を崩さなかったが、大谷の意見で考えを軟化させたもようだ。指揮官によると、大谷は『ライブBP登板』と『実際の試合の登板』で負荷に大きな差があり、その負荷を実際の試合に充てたいという意向を伝えたという。
続けて「その日の疲労とどう向き合うかを実感している状態。直近の3回想定の登板を見ても、ダブルヘッダーをこなしたようなもの。だからそれなりに負荷がかかっている」とし、投打、別々の〝出場〟より、投打同時出場の方が負荷も減らせる可能性があると考えているようだ。
大谷は現状、最長のイニングが3回だが、「彼が何かを与えてくれるなら全てがプラスになるという考え方を持っている。1、2回でも先発で投げてくれれば、それだけでチームにとって価値になる」と強調。大谷は二刀流登録のため13人の投手枠を使わずに起用することができる。わずか数イニングでもスネル、グラスノー、佐々木、ゴンソリンを欠くドジャース先発陣の中では貴重な存在になる。
そして指揮官は「われわれは翔平の声にしっかり耳を傾けようとしている。彼は唯一の(二刀流)経験者でもある。この組織にとって初めてのプロセスで、かなり慎重にステップを踏んできた。ただその時が近づいてきていて、本当にみんなが興奮し始めている」と話した。14日の試合後、大谷は「十分に試合に投げられるレベルには近づいている」と仕上がりに自信を見せていた。