2位で終えた佐久間朱莉=六甲国際GC(撮影・中島信生) 宮里藍サントリーレディス第3日(14日、兵庫・六甲国際GC=6558ヤード、パー72)6位で出た佐久間朱莉(22)=大東建託=が4バーディー、ボギーなしの68で回り、河本結(26)=リコー、神谷そら(22)=郵船ロジスティクス、岡山絵里(29)=ニトリ=とともに通算12アンダーで首位と2打差の2位に浮上。「女子ゴルフの神様」と語る大会アンバサダーの宮里藍さん(39)の前で今季3勝目を狙う。67で回った高橋彩華(26)=フリー=が通算14アンダーで単独首位に立った。
最大瞬間風速12・8メートルの暴風が吹き荒れる中、最後まで耐え抜いた。今季初優勝から2勝と勢いに乗る佐久間が、首位と2打差の2位に浮上。大きく息を吐いた。
「耐えて耐えてのプレーで大変な1日でした」
大会初日の朝に寝違えて首を痛め、患部にテーピングを施してプレー。まだ痛みが残る状態で、「爆風だった」という強風の影響もあり、この日のパーオン率は61%どまり。ショットは乱れたが、小技でしのいだ。
1、2番でともに2メートルを沈めて連続バーディー発進。風が強まった後半は試練の連続だった。17番(パー5)はバンカーからの第3打がグリーンを大きくオーバーする〝ホームラン〟になるミスがある中、3・5メートルに寄せたパットを決めてパーセーブ。最終18番(パー4)は2・5メートルを沈めてパーとし、「アプローチとパットでカバーすることができた」とうなずいた。
「女子ゴルフの神様」と崇拝する宮里藍さんが大会アンバサダーを務める大会。表彰式では宮里さんが優勝者にチャンピオンブレザーを着せることが伝統となっている。
プロアマ戦で記念撮影した、左から大里桃子、宮里藍さん、青木瀬令奈、佐久間朱莉=六甲国際GC(撮影・中島信生)大会開幕前日のプロアマ戦で宮里さんと同組で回って激励を受けた佐久間は「(実現したら)最高~って感じですね!!」と満面の笑みを浮かべ、「藍さんの名前がついている大会で勝つことができたらうれしい」。現在メルセデスランキング1位で、すでに「AIG全英女子オープン」の出場権を獲得済み。一生の思い出になる瞬間をモチベーションにして、今季3勝目へ突き進む。(鈴木和希)