スパイクを打つ甲斐優斗。日本最多18得点だった(volleyball world提供) バレーボール・ネーションズリーグ(VNL)男子1次リーグ第1週・西安大会(12日、日本1-3ポーランド)日本はパリ五輪銀メダルのポーランドと大接戦を演じた末に敗れたが、初代表組が躍動し、今後への期待を感じさせた。
試合前の世界ランキングは日本が6位、ポーランドは1位。日本と同様、ポーランドもパリ五輪の主力を欠いたメンバーで臨んでいる中、日本は前日の中国戦同様、大塚達宣(ミラノ)や宮浦健人(名古屋)ら国際大会の経験が多いメンバーを先発させた。
第1セットは思い通りの展開で24-20まで進んだが、そこから追いつかれ、逆転で落とす。第2セットもその流れのまま連取された。
第2セット後のインターバルで「第1セットをもう一度やり直そう」と話したロラン・ティリ監督。第3セットは驚きの布陣で臨んだ。
第2セット冒頭からコートに立っていた西本圭吾(広島T)、同セット終盤に交代で出場した甲斐優斗(専大)、高橋慶帆(法大)、山崎彰都(名古屋)に加え、第3セットでは205センチの佐藤駿一郎(名古屋)もコートへ。リベロも小川智大(サントリー)から藤中颯志(同)に徐々に代わり、第4セットではセッターも大宅真樹(日鉄堺)に代わって下川諒(サントリー)がメインで上げるように。今季がA代表初経験の選手を一気に出したのだ。
この控えメンバーたちが躍動した。第3セット、佐藤が持ち味の高さを生かしたブロックに相手強打をひっかけ、切り返して甲斐や高橋が得点を重ねる。甲斐の武器である強烈なサーブも決まって流れを奪い返すと、甲斐のパイプ攻撃(前衛の速攻と絡めた中央からのバックアタック)も面白いように決まった。山崎も物おじせず強打やブロックを決め、勢いをつかむと25-18でセットを奪い返した。