プロボクシング元世界2階級制覇王者の畑山隆則氏(49)が11日、ユーチューブ「ぶっちゃけチャンネル」を更新。8日に東京・有明コロシアムで行われた世界バンタム級王座統一戦で、WBC王者の中谷潤人(27)=M・T=がIBF王者の西田凌佑(28)=六島=に6回終了TKO勝ちし、2団体王座統一を果たしたことについて語った。
中谷には珍しい大振りは意図があった。距離感に優れる西田に対し「驚かせて最初からダメージを与え、目や腕をつぶしていく」と作戦を明かした。体の部位を問わずに打ち続け、3回には西田が右肩を脱臼。「勝つために非情になった」。6回終了時に西田陣営が棄権を申し出て、狙い通り試合を終わらせた。
畑山氏は「西田くんは残念だけどパンチがないと。だから西田のパンチは当たっても中谷は倒れないという自信のもとで…。だから井上チャンピオンとやるときはじゃあ同じ闘い方するんですか? って絶対しないと思いますよ。何回も言ってますけど」と強調していた。
■畑山 隆則(はたけやま・たかのり) 1975(昭和50)年7月28日生まれ。青森県出身。小学校から野球に打ち込み、投手として青森山田高に推薦入学するが1カ月で退部。その後、高校を中退し、プロボクサーを目指して上京。93年6月プロデビュー。97年10月にWBA世界スーパーフェザー級王者・崔竜洙(韓国)に挑戦するも引き分け。98年9月の再戦で判定勝ちし、王座を獲得。2度目の防衛戦で王座陥落も、2000年6月にライト級王座を獲得し、2階級制覇に成功。プロ戦績24勝(19KO)2敗3分。