試合前に取材対応したドジャース・ロバーツ監督(撮影・横山尚杜) パドレス2―5ドジャース(11日、サンディエゴ)米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手(30)は「1番・DH」で出場し、5打数1安打1得点でチームの勝利に貢献。九回に右中間を破る三塁打を放ち、8試合連続安打とした。一方で9試合本塁打がなく、今季ワーストの42打席ノーアーチとなった。
ナ・リーグ西地区で同地区対決となったパドレスとの3連戦を2勝1敗で制したロバーツ監督は「正直に言うと、第1戦が本当に重要だった。あの1勝を取ったことで、その後の2試合を1勝1敗でいいという展開に持ち込めた。それが大きかったよ」とうなずいた。
ド軍は9日の第1戦で競り勝ち、『先手必勝』したことで第2戦以降に好影響を及ぼした。第2戦は序盤にリードを許し、救援陣を温存させるため二回からサウワーに111球投げさせ、六回2死から野手のE・ヘルナンデスを登板させるなど〝捨て試合〟で第3戦に戦力を温存した。この日は五回から7投手の継投でリードを守るなど指揮官のシリーズ全体を見据えた采配が奏功。昨年の地区シリーズで対戦したライバルに王者の意地を見せた。
この日はパドレスも救援陣をフル回転させ、ポストシーズンに近い拮抗した勝負となった。指揮官は「互いにすごく緊迫感をもって試合を動かしていた。このチームと対戦するのは楽しい。だからこそ、面白いシリーズになる」と負ければ首位陥落だった一戦を振り返った。