全日本大学野球選手権第4日(12日、青山学院大5-0奈良学園大、2回戦、神宮)大会史上初の3連覇を狙う青学大が奈良学園大(近畿)を下し、準々決勝進出を決めた。今秋ドラフト上位候補のエース・中西聖輝投手(4年、智弁和歌山)が7回1安打無失点。許した安打は一回のみで、二回以降は一人の走者も出さない完全投球で勝利に貢献した。
2度の試合順延にも動じず、エースとしての役割を全うした。10日に予定されていた初戦が雨天により2度順延。ようやく初戦を迎えた王者・青学大のエース・中西が貫禄を見せた。一回に2番打者に左前打を浴び、味方の失策も絡んで2死二、三塁のピンチを迎えるが、ここをニゴロで切り抜けると、二回以降は圧巻の内容だった。
直球と変化球を制球よく投げ分け、一人の走者も出さない完全投球。7回89球で1安打無失点、8奪三振の快投。バックネット裏で熱視線を送るプロ野球のスカウト陣に猛アピールした。
大会史上初となる3連覇を狙うチーム。初戦を危なげなく勝ち切り、エースは「いい感じに(初回)入れて、それなりに投げられた。(二回以降は)緊張がとけた。普段通りに投げられるようになった」と息をついた。