トリプル世界タイトルマッチに臨む(左から)比嘉大吾、寺地拳四朗、高見亨介 プロボクシングのトリプル世界戦が7月30日に横浜BUNTAIで行われることが11日、主催者から発表された。WBA世界バンタム級3位の比嘉大吾(29)=志成=が、正規王者のアントニオ・バルガス(28)=米国=に挑む。3戦連続での世界挑戦は極めて異例。WBC、WBA世界フライ級統一王者の寺地拳四朗(33)=BMB=の防衛戦、WBA世界ライトフライ級1位の高見亨介(23)=帝拳=の世界初挑戦も行われる。
東京都内での会見で、比嘉は〝らしさ〟全開のコメントで報道陣を笑わせた。
「自分も3度やっていいのかという心境。『三度目の正直』という言葉があるが『二度あることは三度ある』という言葉もある。どちらが正解なのか。ちょっと試してみようかな」
昨年9月にWBO王者の武居由樹(大橋)に挑み、判定で惜敗。2月にも当時WBA王者で現休養王者の堤聖也(角海老宝石)に現役引退を翻意して挑んだが、激戦の末に引き分けた。世界2階級制覇を2戦連続で逃したが「もう1回(世界戦のチャンスが)あるんじゃないか」と今回は引退は考えなかったという。
勝者は堤と統一戦を闘う。過去2戦ともに引き分けた堤との〝親友対決第3戦〟につなげるため「『三度目の正直』で(世界王座を)取ろうと思っている」と宣言した。(尾﨑陽介)
★寺地拳四朗、ディフェンス磨き「圧勝したい」
世界初挑戦のサンドバルと対戦する寺地は「圧勝したい。ディフェンス面を鍛えた部分を見てもらえれば、新しい拳四朗が見られる」と自信満々だった。
5月16日から約1週間、米ロサンゼルス合宿を敢行。中谷潤人(M・T)が師事する名伯楽のルディ・エルナンデス・トレーナー(米国)の指導を受けた。ディフェンス面を中心に助言され「被弾は減るのかな」と手応えを示した。
◆世界初挑戦の高見亨介「すごくモチベーションが上がっている。一発で取りたい。もちろんKOを狙っていきたい」