プロボクシング元世界2階級制覇王者の畑山隆則氏(49)が11日、ユーチューブ「ぶっちゃけチャンネル」を更新。8日に東京・有明コロシアムで行われたバンタム級10回戦で、WBC世界同級1位の那須川天心(26)=帝拳=が、WBA世界同級6位のビクトル・サンティリャン(29)=ドミニカ共和国=に3-0で判定勝ちした一戦を振り返った。
観戦チケットは前売りで完売した中、那須川は世界前哨戦をクリアし、いよいよ11月末に日本で初の世界戦に臨む。統一王者となった中谷潤人(27)=M・T=の返上が有力なWBCかIBF王座の決定戦が濃厚だ。
畑山氏は「天心も何回か効かせたところがあって、要は倒し方を覚えればたたみかけることはできたと思うんですよね。だけどやっぱり強い奴と闘っていかなきゃいけない。次はおそらく当然、世界戦でしょうけど、長谷川穂積選手みたいに世界王者になってから倒して倒し方を覚えた選手もいますから、そういういい例はあるんで、天心はそこを期待したいと思いますよね」とエールを送っていた。
■畑山 隆則(はたけやま・たかのり) 1975(昭和50)年7月28日生まれ。青森県出身。小学校から野球に打ち込み、投手として青森山田高に推薦入学するが1カ月で退部。その後、高校を中退し、プロボクサーを目指して上京。93年6月プロデビュー。97年10月にWBA世界スーパーフェザー級王者・崔竜洙(韓国)に挑戦するも引き分け。98年9月の再戦で判定勝ちし、王座を獲得。2度目の防衛戦で王座陥落も、2000年6月にライト級王座を獲得し、2階級制覇に成功。プロ戦績24勝(19KO)2敗3分。
■長谷川 穂積(はせがわ・ほづみ) 1980(昭和55)年12月16日生まれ。兵庫県西脇市出身。父の影響でボクシングを始める。99年11月にプロデビュー。2005年4月にWBC世界バンタム級王座を獲得し、その後10度の王座防衛に成功。10年4月に同級王座陥落となり、同年11月にWBC世界フェザー級王座を獲得し、2階級制覇するも、翌年4月に陥落。その後14年4月にIBF世界スーパーバンタム級王座に挑戦するも失敗。16年9月にWBC世界スーパーバンタム級王座を獲得し、5年5カ月ぶりとなる世界王者に返り咲き、日本人選手としては4人目となる3階級制覇を成し遂げた。プロ戦績は41戦36勝(16KO)5敗。