レシーブする佐藤淑乃(volleryball world提供) バレーボール・ネーションズリーグ(VNL)女子予選第1週カナダ大会(8日=日本時間9日、日本3-0ドミニカ共和国)珍しい攻撃で長身の相手を惑わせた。第1セットの19-17、佐藤淑乃(NEC川崎)が中央からバックアタックに跳ぶ。打つと見せかけて、トスを上げるとそれを石川真佑(ノバラ)が軽く合わせて、相手コートに落とした。
アタックを打つと見せかけてトスを上げる〝フェイクセット〟と呼ばれるプレー。男子の日本代表では石川祐希(ペルージャ)や高橋藍(サントリー)らが時折、見せる戦術だが、女子の代表ではこれまで見られることは少なかった。この得点で20点に乗せると、20-19からは5連続得点でセットを奪い先手を取って勢いに乗った。
好調が続く23歳は、〝フェイクセット〟で相手の意表を突くだけではなく、自身でも得点を稼ぎチーム2位の19得点。「ブロックがすごく高かったので最初は苦しんだけど、真佑さん(石川)や、セナさん(関)がブロックがどういう状況かのコールを常にしてくれたので、自分としても余裕を持ってコース選択ができた」。周囲のサポートも受けて的確にコースを打ち分けて得点を重ねた。
「相手も対応してきたり難しくなってくると思いますが日本らしい粘り強いバレーと、監督が変わってオフェンス面をかなり強化しているので、またパワーアップして戦いたい」。1週間空けて18日から始まる香港ラウンドでも持ち味の攻撃力を発揮する。