計量をパスした中谷潤人(左)と西田凌佑(撮影・蔵賢斗) プロボクシングのバンタム級10回戦(8日、有明コロシアム)の前日計量が7日、後楽園ホールで行われ、WBC世界同級1位の那須川天心(26)=帝拳=はリミットより100グラム軽い53・4キロでパスした。世界前哨戦に臨む那須川はキャリア初の全裸でクリア。WBC、IBF世界同級王座統一戦に臨む、WBC王者の中谷潤人(27)=M・T=とIBF王者の西田凌佑(28)=六島=もパスした。
世界2団体王座統一戦に臨む中谷はリミットを200グラム下回る53・3キロでパス。大一番を前にリラックスムードで、「すごく元気に体重調整できた。今はうなぎを食べたい。ひと仕事終えてホッとしている。ハッピー潤人で頑張ります」と終始明るい表情だった。
来年5月には、東京ドームで4団体世界スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(32)=大橋=と対戦が計画されている。関係者によると井上は、統一戦をリングサイドで観戦する予定だ。今後について中谷は「この試合をクリアすれば、いろんな選択肢が出てくる。そこでしっかりチョイスしたい」。スーパーマッチにつながる試合を見せる。
■西田は打倒・中谷に気合
前日計量を53・4キロで一発でクリアした西田は「良いコンディションで仕上げることができた」とうなずいた。今回の遠征には、東京五輪代表候補でアマの国内トップ選手だった妻の沙捺さんも帯同し、食事やメンタル面をサポート。当日は1歳の長女・莉奈ちゃんも応援に駆けつける予定で、愛する家族の前で打倒・中谷を果たす。