七回、日本ハム・山崎福也が右適時打を放つ(撮影・荒木孝雄) (日本生命セ・パ交流戦、DeNA4-7日本ハム、2回戦、1勝1敗、7日、横浜)二刀流で存在感を放った。日本ハム・山崎福也投手(32)が「6番・投手」で先発出場し、5―1の七回に駄目押しの2点打。元ソフトバンクの杉内俊哉氏(現巨人投手チーフコーチ)が持つパ・リーグ投手最長の5年連続安打に並んだ。
「すごく(記録を)意識していました」
5番・万波が申告敬遠され、1死満塁。カウント1―2から左腕・坂本が投じたチェンジアップをバットの先で拾って右前へ運んだ。「最後の最後で安打が出てよかった」。敵地・横浜スタジアム史上最多となる3万3890人の観衆の注目を浴び、一塁ベース上で両手を突き上げた。
抜かりのない準備が好結果を呼んだ。投手でありながら、昨秋のキャンプではフリー打撃に参加し、今春の沖縄・名護キャンプでも1クールに1度のペースで打撃練習を敢行。得意の打撃を生かすため、黙々とバットを振り込んだ。地道な鍛錬が結実し「2月、3月で練習する時間があったので、その成果が出た」とうなずいた。
勝利投手の日本ハム・山崎福也(撮影・荒木孝雄)本業の投球では7回⅔を投げて7安打4失点で3勝目を挙げ、チームの連敗をストップ。昨季の阪神戦(甲子園)でも山崎を6番に据えた新庄監督は「1本じゃ足りんわ。2本で打点5(ほしかった)。6番に置いた意味おわかり?(笑)」とユーモアを交えて高い要求を突きつけた。一端、1軍登録を抹消され、次回もセ・リーグ本拠地で登板予定の山崎は「長打を打てるように練習しておきます」と意欲的に語った。(加藤次郎)