色めいた庭の様子を写真で送ってくれる母からは先日、幸運の知らせが届いた。庭で2つも見つけた四つ葉のクローバーを撮影した写真付きの連絡だった。このエピソードを披露したことを前日10日に報道で知ったという母から「明日、勝たんかったら知らんで」と冗談交じりに告げられた東は、粘って今季4勝目をマーク。「(投球内容に)多分、厳しい言葉が来ていると思いますけど、とりあえず勝ててホッとしてます」と表情を緩ませた。
勝率を再び5割に戻したチームは4月25日以降の5カードで10勝4敗。1試合の中止があった5月2~4日の巨人戦を除き、4カードで勝ち越した。
東は23敗という少ない負け数で50勝に達し、勝率・685。「ちょっとずつ積み重ねた結果。とりあえず50という節目の数字にはなったけど、これで終わりじゃない。これからも勝ち星を伸ばせるように。先発としてイニングをもう少し、しっかりと投げたい」。母の日に白星を届けてもなお、納得の二文字はなかった。(阿部慎)
★日焼けが悩み
東が苦しんだのは投球だけではない。4日の前回登板から、マウンドでの顔の日焼けに苦しんでいる。この日も登板後は顔が真っ赤に。普段からスキンケアに気を配るが、登板時は日焼け止めを塗らずに投げてきた。11月に30歳となるサウスポーは「体が変わったのか、去年はそんなことはなかった」と悩ましい様子で、「病院に行ってきます」と言って球場を後にした。