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【球界ここだけの話(3676)】オリックス期待の2年目左腕、東松快征が目指すエースへの道 「宮城(大弥)さんは雲の上の存在だけど…」

オリックス・東松快征

あどけなさが残る顔つきと、がっしりとした厚みのある体つきには少しばかりのギャップがある。高卒2年目左腕のオリックス・東松快征投手(19)は昨オフを経てマッチョ化したことを明かした。

「めちゃくちゃトレーニングしたろうと思って。筋力面でちょっと少ない部分があったので。今年は大きい器具を使っていっぱいやりました」

昨年、享栄高からドラフト3位で入団。甲子園の出場はないが、最速152キロを誇る本格派で、1年目だった昨季はウエスタン・リーグでは7試合の登板で0勝3敗、防御率15・43と経験を積んだ。昨年11月に参加した秋季キャンプではブルペンで球を受けた1軍の主力捕手の若月から「すごくいいボール」とお墨付きをもらった、期待の新星。そんな2年目の19歳が飛躍を目指し、オフに取り組んだのが体づくりだった。

帰省した愛知・東海市の実家には約60万円をかけて作られた、ウエートトレーニングの器具が設置された〝自宅ジム〟があり、そこで黙々と筋力アップに汗を流した。パワーリフティングの下部組織の大会で王者になった経験を持つ父の宏典さんの影響で、左腕も高校時代からウエートトレに取り組んでおり〝虎の穴〟で土台を築いた。そこでの特訓の成果もあって、筋肉量は2キロ増の69キロにパワーアップし、自信を深めた。

東松が掲げる理想像は今季の開幕投手に内定している宮城だ。先輩左腕は1年目に3試合に登板し、2年目には13勝(4敗)、防御率2・51をマークして新人王に輝いた実績を持つ。そんな好例がすぐ近くにいるだけに「宮城さんみたいな2年目にしたい」と思い描く。

「宮城さんは雲の上の存在だけど、そういう風に言ってちゃかなわない。かなえるためにまずは初登板初勝利を目指したい」

入団会見で「メジャーに行くような選手になりたい」と大きな目標を語った大器。花を咲かせるときはそう遠くはないかもしれない。(織原祥平)

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